Stories of the DEVeL PROJECT:'94 DEVeL−V
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■DEVeL−Vについて | ||
鈴鹿高専ソーラーカーチームの活動3年目の主力戦闘機である94年modelのDEVeLは、93年modelの正常進化型として設計/製作された。 サスペンションは、フロント/ダブルウィッシュボーン、リア/スイングアーム方式が採用され、はじめてフロント、リア共にショックアブソーバ/コイルスプリングが奢られた。 モータは国産DCブラシレスタイプが検討されたが、満足できる性能が得られなかったため、従来の富士電機製DCブラシサーボが採用された。また、パワートレインは、以前よりトラブルが多発していたMTBディレイラ+2段減速方式を廃し、変速機なしの1段減速方式へと簡略化、効率化が図られた。 この頃より、重視されつつあった空力面もボディーカウルを投影面積を93年modelより大幅に削減。空力の最適化に大きく貢献していたとおもわれる。 さらに、ブレーキシステムの油圧化、ワイヤ式のステアリング機構の使用といった様々な試験的な内容が盛り込まれたパッケージングとなっていた。 この年のレース結果は、メカニカルトラブルは、ほぼ皆無だったのだが、マネジメント、電気系トラブルの多発のため、周回数34周、総合31位、クラス17位と散々なものだった。 また94年は、より広い視野をもつため、朝日ソーラーカーラリーにも参加した。DEVeLVのシェイクダウンとなった琵琶湖大会では、他の高専チームのトラブル&リタイヤの為、クラス優勝をかざった。(2000年1月現在までに鈴鹿高専チームが獲得した唯一のトロフィーだ) そして、名古屋大会では、電気系の操作に柔軟さを欠くためにターゲットタイムどうりのLAPを刻めず総合19位、クラス5位で完走した。 |
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94年シーズンテーマ曲:名阪フリーウェイ(唄:T.HAYASHI) |
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94年シーズンの流行:ジェットストリーム (城 達也 出演) ・ ラジコン(タミヤTA02シャーシ) |
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きらいだったもの:バカボン鬼塚のラジ王 |
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2000/01/17初出
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