「負けたらレポートを止めた」と
言われたくないので、記録を残しておきます。
結果からいうと、厄年はあなどれません。
||liil||liil||li _| ̄|○ 司令室 ○| ̄|_ il||liil||liil||li
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今年のエネルギーマネージャーの
王座奪還への意気込みは凄く、数年ぶりにレースフル参戦です
(全日程参加は当たり前の話で、ここ数年、さぼっていたわけではありません・・・)
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木曜の積み込みはチームで一番の遠方ですが
ゴーゴーカレーの折を手土産に、ガレージに一番乗りです
(チャンピオンカレーは三重でも食せるようになったみたいです)
本当は近鉄特急で現地入りしたかったのですが
レース用に買ったパソコンのディスプレイを背中に
しょって電車というのもアレなので、車でむかいました
(その他、大きなお土産もありまして・・・) |
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さて、今年の投入品です。
・ミツバM2096II(いわゆる89モータで、太陽虫からお借りしました)
・モリチメータ(何とかってモジュールを使ったテレメータの試作品)
・脱WindowsXP(サポートも終わったし)
その他、なんかあったっけ?
何時も通りの願掛けに缶ビールは欠かせませんが
近年 プレミアム製品が多く、どれを選んでよいのやら? |
◎ |
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◆車検・フリー走行
朝早く(6:30〜)車検が始まりますが他チームは準備万端です。
それもそのはず、前入りしてますものね。
サーキットに近いチームほど遅いようです。
今年の車検は苦労しました。
普通のレースにそった?厳格化らしくいろいろ指摘されました。いくつか
納得がいかないところがありますが、技術委員の解釈と相違があるようです。
余談ですが、サーキット周辺のホームセンターでは消火器がよく売れたらしいです。 |
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フリー走行は何時も通り、最初だけタイムアタックをして、あとはロングランのペースで走ります。
特に今年はM2096IIを投入したので、その感触をつかみます。
その後は、整備をして、温泉に入って王座奪還に向けてカンパーイ
スエが閉店してから店がなく、開拓しなければなりません。・・・それにしてもつまみがアラフォーに(笑 |
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◆決勝準備 |
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モリチメータの電波とGPSデータに苦労しますが、今年は試験投入のため、現地調整の意味合いが強いです。
目標はF1みたいなコース上のリアルタイムトラッキング・・・だそうです。
指令室の準備は配線との戦い、何時もはモリチテックと配線をするのですが
今年はモリチメータの準備があるので、一人でこつこつ配線をしました。気分はADです。
エネルギーマネジメントPC、ラップタイムモニタ(共有データの表示)、Ustream PC、ラップタイム入力PC、サーキット放送録画機
サーキットのタイミングモニタ・場内放送(テレビ2画面)、ネットワークハードディスク、モリチメータ受信PCです。
電源ケーブル、ネットワークケーブル、アンテナケーブル、あぁ・・・。まぁチームの趣味で拡張しているのですが。 |
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◎ |
それからハムハウスの設営、テントを立てて、デジタルモニタを2台と
5時間戦う男達の冷蔵庫を設置して、サインボードを持ち込みます。
よくハムハウスの値段を聞かれますが、約15万円です。
スーパーGTみたいにピットウォールに指令室を置きたいなと思いましたが
ピットウオール用のパスが2枚しか発給されないので、ダメなようです・・・。 |
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◆決勝
天気は曇/雨で路面に影はありません・・・困った、遅くは走れないぞ。
車両は、消費(抵抗)を減らすというより、同じ消費で速く走る
という方向にしてあり、ゆっくり走ったところで・・・って感じです。
作戦は、可能な限り遅い走り方で、電圧なりの速度で
目標タイムあたりまで落ちるのを待つ、後はそこから何とかしようです。 |
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スタートドライバーには、走れるように自由に走ってくれと伝えました。
大学の後輩なので、今までなかなか言えなかったようですが
自由に走れと言われても困ると怒られました(笑
確かにそうだ・・・反省
自由に走れの細かい指示と、矛盾した指令をだして、了解をもらいました。
スタートドライバーと固い握手を交わし臨戦態勢に入ります。 |
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シグナルがブラックアウトすると、今年もスタートダッシュを決めてくれました。
予定通りのポジション確保でしたが、何故か?ドリーム渋滞に巻き込まれて
走りにくそうなため、若干ペースを落とします。
その後は指示通り、淡々と走ります。
途中から雨がポツポツ来ますが、指示は『走れるなりで』のままです。 |
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他チームの様子というと、
ウチのラップタイムを落ち着かせると、柏会は先行策を取ると思っていました。
しかし、柏会はウチが見える範囲でぺったりコバンザメ(どういうことですか?福北氏?)
今年のウチにコバンザメをしても
ペースコントロールができていないので、不発っすよ!?
堺市高は手堅い走り、夜勤明けの山岡ドラが
淡々と任務をこなしているようです。
(山田先生のいぶし銀、他チームに左右されない堅実な走り、まねしようにも我慢できません)
紀北のラップタイムはフラフラ?
先行する柏会とウチを追うべきか、堺市高のように天候なりの
走りをすべきかと迷っているのか 不思議な動きです。
後に分かりましたが、コントローラが落ちるらしく
落ちるたびに停止し、復旧に30秒ほどかかったらしいです。 |
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こんな感じでレースが進みますが、動きがあったのがウチでした。
予定では3時間くらい引っ張るつもりでしたが、約2時間を経過した21周目に
緊急ピットインしました。アクセル全開のまま戻らなくなったとのことです。
機械的にアクセルは戻りますが
コントローラへの指令値が全開で出っ放しのようです。
非常時の対策はして有り
ドライバーもシステム回路を十分理解しているので
上手く対応し、無事に車両をピットまで連れ帰りました。 |
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モータコントローラの振る舞いがおかしいっぽいので、メカニックに特設ミツバテントまでダッシュしてもらい
ミツバのエンジニアの方に来ていただきました。そしてミツバさんの機器で、ウチのモータコントローラの
動作チェックをしていただきました。
その結果、アクセル開度をログする回路が怪しいということで、取り外してみるとモータコントローラが
復旧したっぽいです。再度、動作チェックを行い、異常がないことを確認し、レースに復帰しました。
ミツバさん緊急対応ありがとうございます。
しかし、約30分のピットイン、痛すぎます。ダメと分かっていながら、もう追うしかありません。
今の消費のツボな6分で追うことにしました。神様、仏様、ドラ様のお祈りタイムの始まりです。 |
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返ってくるデータはウソをつかず、残り約30分で電欠。
もうダメです。
130Rで一度車両を止めます
(モニタに○鹿高専と並んで写り、兄弟車で切なく見えました)。
チェッカーが振られるタイミングで再スタートし
チェッカーフラッグを受けました。
今年も優勝に導けずにゴメンナサイ。 |
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それにしても今年のレースは荒れました。
4時間過ぎ、堺市高が1-2コーナでストップ。まさかのロッドエンド破損です。
そして4時間半とちょっと、柏会がまさかの電欠です。
モータコントローラにトラブルを抱えながらも
紀北が2度目の栄冠に輝かれました。
ドライバーの中岡先生は、優勝したら引退すると仰っていましたが
優勝するとまた・・・ 還暦だそうで、レジェンド中岡です。
中岡先生、藪下先生、紀北工業高校のみなさま、おめでとうございます。 |
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◆レース後に思う
世代的に、柏会がほぼ厄年を通過したらしいです。
MAXSPEEDはドンピシャあたり、そういうこと???
モータコントローラの全開病ですが、ゴール後にシステムを元に戻して
動作確認を行いましたが、再現できませんでした。謎だ、これからどうしよう・・・。
最後になりましたが、
ご支援、ご声援を下さったみなさま、ありがとうございます。
これからも優勝目指して頑張りますので、よろしくお願いします。 |
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今年も参謀司令のレポートでお伝えしました(み) |